寿長生の郷の梅林

お彼岸の墓参りを済ませて大阪への帰路、
大津のあたりに来るとそれまでの雨も止み少し明るさが戻ってきた。
よし、まだ時間もある、どこかへ寄って行こう。

寿長生の郷へ着いたのは午後5時少し前だった。
浜大津の辺りから道路が混み以外に時間が掛かった。
車のメーターで確認すると浜大津からは17kmにもなっていた。

寿長生の郷の営業は午後5時までだ。
駐車場で係りの人に聞いてみた。「もう終わりですよね?」
答えは意外にもOKが出た。しかも料金はいらないとのこと。
車を降りて中へ入ろうとすると観光バスが駐車場に入ってきた。
何と次から次へと・・・。
なるほどと納得、これで安心してゆっくりと観梅が楽しめる。

寿長生の郷は和菓子で有名な「叶 匠壽庵」の工場なのである。
その敷地内に約1,000本の梅林があるのだ。
和菓子に最適な城州白梅だという。

なだらかな山の斜面に行儀よく並んだ梅はほぼ満開である。
形も整い背丈もそろっている。見事に手入れが行き届いている梅林だ。

香りも強く雰囲気のある見事な梅林である。
和菓子の会社なれば梅林までも和菓子の心が入っているのだろう。
地味な梅の中に所々ワンポイント的に濃いピンクの花を入れている。
座敷に一輪挿しを置いてあるといったところだろうか。

上から見ても、下の方から見ても木の背丈、大きさがそろっており梅林全体を見渡す事が出来る。
夕暮れ迫る寿長生の郷の梅林の中にいると何かすがすがしい気分になる。
和の心が梅林ばかりか工場や遠くの山々を含むすべてに取り込まれているような気がする。

時間も時間なので帰りを急ごうと駐車場に向かって驚いた。
何と観光バスが十数台停まっていたのだ。
駐車場の係の人にお礼を言って寿長生の郷を後にした。
おすすめ度
(2.7)
寿長生の郷の梅林は1,000本とは思えぬこじんまりとした梅林です。
手入れが行き届き美しく見やすいのが特徴。和菓子の心が入った一味違う梅林です。

寿長生の郷の梅林の景色です



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