追分梅林の梅

奈良市の最も西に位置する富雄周辺、矢田丘陵の北端に位置するのが 追分峠である。
その昔には大名も暗がり峠から追分峠を越えて奈良へ、尾張へ、江戸へと 通ったのだろうか?
追分には重要文化財にも指定されている村井家はかって本陣だったのだ。
その村井家のすぐそばに梅林が広がっている。
私は40年前から約30雄年間富雄に住んでいた関係でこの梅林とは馴染みが深い。
梅の花咲く頃には仕事の合間を縫っては疲れを癒しに行ったものである。
追分梅林は大阪に近く、交通の便が良い所から近年は人気が高まってきており、
土日ともなると梅林の中でお弁当を広げる家族連れやグループでにぎわっている。
梅林は阪奈道路を見下ろすように半盆地のような地形に整列よく約4000本が植えられている。
追分梅林が他と違うところはどこに立ってもこの梅林一帯が見渡せる地形になっている点だろう。
まさにここは「梅の一目千本」と私は言いたい。 特に入口にある直売店の裏側からは梅林全体が見晴らせる最高のポジションである。
農業梅林である為、梅の種類は多くはないが 白梅を中心に所々に紅梅もあり、
3月上旬には一斉に花を咲かせると あたり一面は梅の香りで包まれる。
小さな盆地的な地形は梅の香りを逃さず、香りをより高めてくれているようである。
おすすめ度 ★★★
(3.2)
窪地のような地形は梅の香りが逃げにくいのでここの梅園は香りがよい。
梅の木の植え方も程よい間隔で整列して美しい。
棚梅林とでも言おうか棚田のように段を設けておりどこに立っても全体を見渡せるようだ。
大阪からは30分あまりで来れる近場なのでお勧めである。

奈良盆地が見渡せる

追分本陣の村井家住宅

地元の農産物売り場

売店の横が梅林入口

梅の香りがただよう

梅にウグイス!可愛い!

ダチョウもいるよ

横を阪奈道路が走る

見える建物は老人ホーム、環境抜群

売店横から左右に梅林を見渡せる

観梅客ものんびり楽しんでいる

全体に白梅が多いが紅梅も所々に

梅林越しに阪奈道路が見える

窪地の地形は梅の香りを逃がさない

追分梅林の詳細

所在地 奈良市中町追分
規模 10ha、5種、約4000本
開花時期 2月下旬〜3月中旬
入場料 無料
徒歩アクセス 近鉄「富雄」「学園前」「郡山」各駅から若草台行バス終点下車徒歩5分
車アクセス 第2阪奈道路「中町IC」から5分、阪奈道路「三碓出口」から富雄川沿いに南へ10分
駐車場 期間中のみ、約100台、有料
車イス 坂多く困難、介護者あれば少しきついが可
売店、飲食店 地元の農産物や漬物が売られている
問い合わせ 追分梅組合 0742-47-6604
周辺情報 大和文華館 梅は約150本 学園南1-11-6 
大和民俗公園の梅林 梅約130本 大和郡山市矢田町545