奈良民族博物館の梅園

奈良民族博物館の梅林というよりは大和民族公園の梅林といった方が正しいかもしれない。 大和民族公園の中に梅林や博物館がある。
奈良県立民俗博物館を略して「ならみんぱく」呼ぶようだ。
大和民俗公園には梅、桜、花しょうぶ、などの花が咲き
遊びの広場や伝統的な町屋集落が作られている。
春や秋ともなると家族連れやグループ、郊外学習の小学生たちで賑わいを見せてる。
公園全体は落ち着いた雰囲気が漂い、透き通るような空気感がある。
奈良の地元を除いては知名度は低く、立地も渋い、
公園としては地味な存在である。隠れ家的なイメージがしないでもない。

大和民族公園は「近鉄郡山駅」から直線で西北西へ約2.5Km、谷田丘陵の東側に位置する。
梅林は駐車場前の入口から入って多目的広場の横を過ぎればすぐに見えてくる。
梅の木は約150本、梅林というよりは梅園と言った方がぴったりくる。
品種は70種と多いのは嬉しい。まっすぐ上に伸びる梅の木のボリュームには少々圧倒される。
ボリューム的にはやや物足りなく感じるが、若い木も多くこれからが楽しみだ。。
それでも緩やかな斜面と小高い丘の上が梅の花で埋め尽くされるとなかなかの雰囲気がある。
まさに家族が梅の下でお弁当を広げ子供たちがはしゃぎ回るのには最高の公園だろう。
観梅が目的の向きには併せて追分梅林へ回るのがお勧めである。
公園から山あいを歩けば一時間足らずの距離だが少々道がややっこしい。
車ならばいったん富雄川沿いの道へ出て富雄の方に進めば15分ほどの距離である。
おすすめ度
(2.4)
星二つは少々辛すぎるかも・・・?花見ファンの見地からは量的に物足りない。
立地、交通の便も良いとはいえません。しかし、品種が多いのが楽しめるし、それなりに雰囲気もあります。
博物館や江戸時代の古民家集落などと併せて楽しめば不満も解消?
観梅が目的ならば追分梅林と併せて回ればグーッ

みんぱく(奈良民族博物館)の梅林へご案内


入り口横の看板

駐車場前入口すぐの広場

梅林はここから

紅白混じる梅花

上へ延びる梅の木

上へ上へと高い梅ノ木もある

民博梅林の看板

園内の様子

携帯電話のカメラで撮ってみました


正面入口、梅林は右方向へ進む

木の向こうに多目的広場が見える

木の向こうは道路がありその向こうが駐車場

園内を散策する観梅客

梅の木の下でお弁当を広げる人が多い

みんぱく梅林は小粒でも種類が多い

デジカメで撮った園内の様子をどうぞ

奈良民族博物館の詳細

所在地 奈良県大和郡山市矢田町545
規模 70種130本
開花時期 2月中旬〜3月下旬
定休日 梅林は無休、民族博物館は月曜休館(休日の場合はその翌日)
時間 散策自由、民族博物館は9:00〜16:00迄)/
入場料 梅林は無料、博物館は大人200円、学生150円、小人70円、65才以上、身障者は無料 土曜日の小、中、高生も無料
徒歩アクセス 近鉄「郡山駅」から矢田寺または泉原町行きバスで「矢田東山」下車徒歩10分
車アクセス 第二阪奈道路「中町」出口から南方面へ富雄川沿いに約3.5km行った「外川」交差点を右折、奈良高専を過ぎたところの信号を右折。 「中町」出口から公園までは約5km、15分
駐車場 無料、118台
車イス 貸出用車イス4台(無料)/身障者用トイレ有り
その他の花 花しょうぶの名所でもある。桜も地元の人には人気
問い合わせ 県立民俗博物館 0743-53-3171
ホームページ http://www.pref.nara.jp/bunkak/minpaku/
周辺情報 北の方向に直線距離で2kmの所に「追分梅林」、近鉄学園前駅近くに「大和文華館」にも梅林がある。


ページの上に戻る