城南宮のツバキ

城南宮は平安遷都の時、都の南の守護神として創建された。
現在、城南宮は京都市で最も南に位置する花の名所であり、観光地である。
春になるといち早く梅が我が世の春と一斉に咲きそろう。
そしてその側でツバキが遠慮がちに花を開く。
優雅な枝垂梅が甘い香りをいっぱい漂わせて神苑を鮮やかに彩る。
しかし、同時に咲いてもツバキはなんと地味なことか。
花の性質が違うから比べるのはツバキには少々酷だが
同時に花を見せるとどうしても梅のほうに人の目は集中してしまう。
そんな中で城南宮のいたるところで花をつけるツバキは一服のの清涼感を与えるような感じで
神苑を引き締めているような気がする。
ツバキとしての立場をわきまえしっかりと役目を果たしているようだ。
浮かれた気分を諌め、人の心を穏やかにする。
そしてその花を観る人をほっとさせるそんな存在かもしれない。
それにしても城南宮の庭は立派である。
花の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭などと名付けられた
趣向の全く異なる独特の庭園をそれぞれゾーンごとに楽しむことが出来るのだ。
庭園だけでも見ごたえがあるがそれに花を添えるツバキをあえて絶賛してやりたいと思う。
おすすめ度 ★★
(2.2)
ツバキの木は結構多い、庭園の小道に沿ってそこかしこにツバキが花をつけている。
城南宮のツバキはあくまで脇役に徹しており、ツバキだけ単独で評価するのはかわいそうな気がする。
梅の花、庭園、そしてツバキとセットで楽しんでもらえばお勧めである。

城南宮の境内のツバキです

城南宮の美しい庭園もどうぞ

城南宮の境内に咲くツバキを少しだけ


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