地蔵寺(椿寺)のツバキ

京都では椿寺として名高い地蔵寺行った。
地蔵寺は京都街中の住宅街にある小さなお寺だ。
入口まで来なければお寺だと分からないほど普通の住宅地に溶け込んでいる。
小さい山門の前まで来ると境内が赤やピンクのツバキがにぎやかに華やいで見える。
見事なツバキだ。椿に興味が無い人でもおおっと一寸覗いて行きたくなるほど・・・。
境内に入ると狭い・・・云っては申し訳ないがお寺としては狭い。
それでも境内から溢れんばかりに咲く椿は見事・・・本当に見事美しい。
まるで木に美味しそうな和菓子がくっついているようで食べてしまいたいほどである。
木の数はそれほどないがすべての木が鈴なりに大きな花をつけているのだ。
今まで数多くのツバキを見てきたがここまで美しいのは初めてだ。
散った花びらも木の下の地面を絨毯のように覆うので美しさが倍増する。
普通の椿は花の根っこからポロリと離れて落ちるのだが、
ここの椿は花弁が一枚一枚と剥がれて散るのだ。
太閤秀吉が愛したという五色八重散り椿である。
大切に真心こめて育てられているのが良く分かる。
大変美しい椿を見せて頂いた。
感謝。
おすすめ度
(2.7)
小さい街中のお寺なので一寸残念だが
椿そのものは素晴らしく美しい。雰囲気も良い。
この季節、近くへ行かれたら是非観に行って欲しい所です。

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