場の側にある。
四季の郷公園の駐車場に車を停めるともうバラ園の中に入りこんだかのようだ。
道路を挟んで両側にバラの花を見ることができる。
右の階段を上がるとバラの温室が見える。
先に左のバラ園を見ることにした。
左側のバラ園は道路に沿って細長く続いており
規模は小さいが様々なバラが色とりどりに咲き誇って美しい。
続いて、道路を渡り、階段を上る。階段の右側は階段状の広いバラ園だ。
斜面を階段状にして様々なバラが植えられている。
ここはバラの棚田と言った方が美しく聞こえる。
丁度満開でほんとうに美しい。
四季の郷公園の温室入った。
温室の中は結構広い。そしてバラの鉢がずらりと並んでいる。
どうやら温室はバラ専用のようだ。バラ以外の植物はあまり見かけない。
しかし、この時期、温室の中はバラの花が少ない。
温室のバラは外部のバラよりも1か月ほど早く咲いて終わるのだ。
しかし、しかしだ・・・。
四季の郷の温室のバラは・・・なんと・・・美しい!!
小さくても花弁一枚一枚がキラキラとして輝いているのだ。
バラたちが・見て、観て・私を観て!と叫んでいるのだ。
ウーン、なぜ君たちはそんなに美しいの?
園の人たちが優しく大切にしてくださるからよ。
そうかあ・・・。
うまい言葉が見つからない。
バラの花一輪一輪のグランデーションが実に美しい。
透明感のある花弁はまるで芸術品だ。
けがれの無い少女が頬を薄紅色に染めているようだ。
外に比べると風雨や強い太陽光線にあたってないからだろう。
私たち人間が世間の強い刺激に晒され続けると性格も姿も変わってしまうのと同じかも知れない。
四季の郷公園の温室のバラはけがれを知らない箱入り娘なのだ。
これが本来のバラの美しさなのだ。
何十年もバラの花を見続けてきたが、
本当のバラの美しさを知ったのはこの時が初めてかも知れない。
もう一度来たい。今度は一ヶ月早くここのバラたちに会うためだけに。
そしてゆっくりとバラたちと話がしたい。
また、逢いにくるよ、きっと・・・。
四季の郷公園の
温室のバラの花はこちらでご覧ください。