三室戸寺のハス

三室戸寺は花の寺としては京都でも5本の指に入るほど有名な寺である。
山門で料金は払い直線に伸びる参道を進むと右手の少し奥に小川が流れており、
参道と小川の間がアジサイ園となっている。
その小川の向こう側がツツジの苑である。
ツツジは小川のすぐ側から山手の斜面にかけ5万株が植えられているという。
ツツジより左奥の山手にはシャクナゲが咲くのだ。
それぞれの花の時期には見事な花園を演出して多くの観賞客の目を楽しませる。
ハスはといえば参道をまっすぐに進み石段を上がらなければならない。
石段を上ると三室戸寺の本堂などが建ち並ぶ、その手前が広い境内が広がるのだが
その境内がハスの鉢で埋め尽くすほどに整然とならべられている。その数なんと250鉢、
品種も大賀ハス、古代ハスなど約100種類にものぼる。
次から次へと咲くハスと三重塔や本堂との調和が美しい。
三室戸寺のハスはまさに仏様の花である。
おすすめ度 ★★★
(3.2)
お寺とハスは定番の組み合わせ、しかしながら三室戸寺のハスは
鉢植えでありながらそれを感じさせない見事な雰囲気である。
種類が豊富なだけに一斉に咲くというわけではないのでやや
物足りさを感じることもあるがその分長い期間楽しむことができる。

三室戸寺のハスをご紹介


三室戸寺の入口

三室戸寺のの山門

ハスを観るには石段を登る

境内をハスの鉢が埋め尽くす

両側に整然と並ぶハスの鉢

三室戸寺の三重の塔

ハスの花と三重の塔

鉢ですべて栽培されている

ハスの花咲く三室戸寺の境内

三室戸寺のハスと睡蓮の花