三日月味わいの里のルピナス園

兵庫県では西の方にある三日月町。
大阪からは高速道路を使って約2時間、130kmほど。
大阪からの日帰りドライブとしては丁度良い距離である。

しかし、訪れたこの日は5月の末、
見頃は中旬なのですでにルピナスの時期は終わりである。。
しかし、しかし・・・
私の内ではルピナスの群生する姿を見たいという血が騒いでいるのだ。

5月という月は超が付くほどの多忙、思うようには休めない。
世の中は花の時期まっさかり・・・行きたい、行きたい・・・。
やっとこの日休みが取れ、満を持して？？車を走らせた。

三日月味わいの里のルピナス園に着いた。
のどかな田園風景がこの時とばかり華やいでいる。
色とりどりのルピナスが風景を染めるが違和感は全くない。
ルピナスは味わいの里周辺の景色の中にうまく溶け込んでいる。

凄い！！凄いよルピナス君たち、逢いに来て良かったよ。
ルピナス達は5つもの畑で精一杯笑顔を振りまいて待っていてくれた。
何と嬉しい事ではないか・・・。
ありがとう、ありがとう。
すでに走り終えてているルピナス達もいるが
まだまだ一生懸命走っているルピナス達は天に向かって叫び続けている。
みんな頑張れよ、まだまだ客が来るぞー。
ユーモラスに叫んでいるのだ。

まだまだ一生懸命遅れて走っている子供達もいれば、
すでに走り終えたランナーもいる。
そして次の子達へのバトンタッチの準備で枝豆のような種を育てている。
ありがとう、お疲れ様でした。

全体としてはやや色あせて輝きを失いつつあるが、
まだまだ頑張って咲いてくれている子供達もいるのだ。
それだけでも嬉しい。
来た甲斐があったというものだ。
出来ることならもう一度訪れたいルピナスの名所である。