湖東三山・西明寺の紅葉

アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれている西明寺、
西明寺は日経新聞の「紅葉の名所ここに行きたい近畿ベスト2」にもなっている。

国道307号線沿いに駐車場があり西明寺の惣門があるが
かなり歩かねばならぬようなので上の西明寺本坊前の駐車場に車を停めた。
受付の方を見ると西明寺境内が紅葉が炎のように空に向かって燃えている。
凄い紅葉だ、おのずと期待が膨らむ。
西明寺受付の前からは石段が上の方へと続き参道の両側は大きな杉の木が天を突くように林立している。
杉の大木の間から沢山の紅葉が顔を出すように参道に突き出しトンネルを作っている。
神々しい雰囲気だ。

私たちは一旦参道を横切り本坊の方へと入った。
落ち着いた庭園で思わず季節はずれの可愛い桜の花に出会った。
小さな白い花をいっぱいつけている桜は
不断桜といって滋賀県の天然記念物に指定されているそうである。

続いて蓬莱庭へと進む。
蓬莱庭は池泉回遊式の国指定の名勝庭園である。
落ち着いた日本風の庭園に紅葉が花を添えるように囲み本当に美しい。

蓬莱庭の奥から少し鬱蒼とした道を進む。
勿論その途中も木々の間には程よく紅葉が配され美しい。
やがて石段を上がると西明寺の本堂が見えてきた。
正面には三重塔も見える。え?二天門が右側に見える?
そうだ二天門を通過せず横からいきなり本堂前に入って来たのだ。

本堂は大きくはなく地味だが鎌倉時代初期の建立で国宝の第一号に指定されたそうだ。
本堂の右手にはこれも国宝の三重塔がある。
三重塔の横には鐘楼が並んで紅葉に包まれている。
古き良き日本の光景がここにある。
美しいという以上に懐かしい何か落ち着く居心地の良い場所である。

子供の頃、よくこんな雰囲気でみんなでワイワイ遊んだものだ。
チャンバラ、ビー玉、べったん、コマ回し、どうま、陣取り、缶蹴り、かくれんぼ、坊さんが屁をこいた・・・
失礼、とにかくお寺は子供たちにとっては天国だったのを思い出す。
鐘楼と三重塔の間を進み緩やかな坂を下った。
少しカーブした道を歩くと次から次へと美しい紅葉が現れる。
何と最後まで西明寺は裏切らず紅葉を見せ続けてくれているのだ。
紅葉だけを取り上げればこの緩やかな坂道が最も紅葉が多く色づきも良かった。

湖東三山の一つ西明寺は見所の多いすばらしい紅葉だった。
おすすめ度 ★★★★
(3.9)
西明寺の境内は湖東三山の中ではそう広くは有りません。 (と言っても都会の寺とは比べ物にならないほど広いですが)
それだけに見やすいですし、集中度も高いです。
本坊入口門の前、蓬莱庭、本堂三重塔周辺、なだらかな坂道周辺 などが主な紅葉の見どころでしょう。

湖東三山・西明寺の紅葉をご案内しましょう


西明寺が燃えているようだ

西明寺本坊の門へ入る 

県天然記念物の不断桜だ

本坊前から庭園へ入る

名勝庭園に紅葉が映える

 名勝庭園の奥へと進む

庭園の上の方へと進む

杉の林立の中にも紅葉が

少し鬱蒼とした林の中を歩く

十一面観音像の広場に出た

本堂が見えてきた

横の方からいきなり本堂だ

 国宝第1号という本堂

国宝の三重塔、紅葉が見事

鐘楼も紅葉に包まれている

この向こうはなだらかな坂だ

坂の途中の紅葉はバツグン

二天門の方を望む

風格漂う二天門と紅葉

真中は樹齢千年の夫婦杉

西明寺の紅葉をご覧ください