百毫寺の萩 in奈良

白毫寺は高円山のふもと、奈良駅(JR,近鉄ともに)からは歩いて約1時間の所にある。
境内から奈良の町を見下ろせて景観が大変良い。
ここ白毫寺は春になると五色椿が咲くことで有名である。

実は当初、新薬師寺と白毫寺の両方を訪れる予定で奈良へ行った。
新薬師寺は萩の寺として知られた名所なので新薬師寺の方に期待をかけて訪れた。
が、残念ながら新薬師寺の萩は撤去されたようでほとんど見られなかった。
しかし白毫寺の萩は新薬師寺の落胆を帳消しにして余りあるほど素晴らしい姿をみせてくれた。
圧巻は参道の石段の所だろう。
両側から萩が覆いかぶさるように垂れ下がって咲き乱れている。
石段の歩く部分が狭くなるほどのボリュームである。
石段の下から見上げると迫り来るような凄さに圧倒されてしまう。
そして石段の上から見ると萩の向こうに奈良盆地、遠くは生駒山まで見晴らせる。

もう脱帽するしかない。
まさに、萩の居場所、ここにあり・・・。
おすすめ度
(3.2)
関西で萩を観るなら白毫寺だと自信を持ってお勧めします。
白毫寺は萩の寺として舞台が整っている。そんな気がします。

白毫寺の萩をご案内


白毫寺の石段から望む

上から入口方面を望む

境内に咲く萩の様子

竜の水飲み場に咲く萩

有名な五色椿の木

萩が咲き乱れる境内

本堂を囲むように咲く萩

奈良盆地を望む眺望

石灯篭と萩

萩をアップで・・・

白い萩は妖精のようだ

萩に包まれる山門

白毫寺の萩をどうぞ