なばなの里のバラ園

なばなの里は関西圏、中部圏ではトップクラスの花園である。
花見ファンならずともその名前は広く知れ渡っている。
一年を通して花の絶えることはない。

なばなの里のバラ園はベコニア館の奥にありベコニア館の入館料(1,000円)が必要だ。
なばなの里の入園料(1,600円)を払うと1,000円の金券がついてくるのでこの金券を利用できるが
この金券は温泉やグルメ、お土産購入などに使えるので気持ちとしては別途料金は取らないでほしい。

これが理由で、バラ園の入園者が少ないように感じる。
ベコニア館の感動の美しさやバラ園の美しさを味わずに入館をあきらめる人も多いのだろう。
とても残念だ。

ベコニア館でその凄さと美しさを見ればそれだけで1,000円の価値がある。
しかし過去に何度も見ている人にとってはベコニア館とは切り離してバラ園の入口を作ってほしいものだ。

なばなの里に訪れた今回の楽しみは乱舞するホタルであった。
子どもの頃は良く近くの小川などでホタルを見たり捕ったりして楽しんだものだ。
今回は家族とホタルを楽しみ、新たな思い出を一つ作る事が出来た。

ホタルに的を絞ると当然ながらバラ園はタイミングがかなり遅れていた。
バラ園としての雰囲気も今一つだろうと思いつつ中に入った。
いやいや流石はなばなの里である。バラの花はやや少ないが、
それでも充分な量と雰囲気を保っているではないか。

この時期までこれだけのバラを維持するのはまさにプロだ。
とにかくバラは手入れが大変だ。この時期は咲き終わった花を摘み次なる蕾の開花を促す作業も大変だろう。
ところが観客が入っている間はその作業をしている人は全く見かけない。
観客のいない時間帯に作業が行われているのだろう。
なばなの里のポリシーと云うかプロ意識を強く感じ、変なところで感動した。
おすすめ度 ★★★
(2.9)
花見ファンなら殆んどの方は「なばなの里」はご存じの事でしょう。
バラ園のみに関していうならば別料金が発生するというのは納得できないかも知れません。
それでも2,300坪800種類4,000本のバラは見る価値あります。

少し花の最盛期は過ぎていますが、ご覧ください